「結局どこが違うの?」と言わせない、差別化コンセプトのつくり方

目次

なぜコンセプトが大切なのか?

「自分の強みを言葉にすると、なんだかしっくりこない」

「他社と同じように見えてしまう」

そんな違和感を感じたことはありませんか?

それは、「選ばれる理由」が整理できていないからかもしれません。

コンセプトとは、あなたが選ばれる理由を、一貫性をもって伝えるための軸

単にキャッチコピーをつくるのではなく、
誰に、何を、どう届けるかを構造的にまとめる設計図です。

コンセプトを整理する5つの視点

感覚だけに頼るのではなく
この5つの視点をもとに整理すると、
「しっくりくる」コンセプトが見つかります。

ターゲット(誰に)

理想のお客様はどんな人で、どんな悩みを抱えているか

競合

他社とどう違うのか

自社の強み

自分だから提供できる価値は何か

↑ここまでが「マーケティング軸」=お客様が求めるもの

ミッション(過去)

なぜこの仕事をしているのか

ビジョン(未来)

この先どんな未来を実現したいのか

↑ここまでが「ブランディング軸」=自分たちが本当にやりたいこと

この 「マーケティング軸」と「ブランディングの軸」が交わるところが、
選ばれる理由=コンセプトの核 になります。

「つたわる設計」のコンセプトを具体例として紹介

つたわる設計も、この方法でコンセプトを整理しています。

項目つたわる設計のコンセプト
ターゲット(誰に)サービスや会社の価値をうまく言葉にできていない、無形サービスを持つ中小企業
競合既存のデザイン会社は
・決まった型にはめ込む
・おしゃれにまとめるだけで終わる
・依頼者の深い価値観や哲学には触れない
自社の強み「情報の整理」と「構造化」に強みをもち、
表面的なブランディングで終わらせない
ミッション(過去)本質を見極め、それを伝わる表現に変える
ビジョン(未来)誇りをもって働ける人や会社を増やす

ここから導き出したのが
「土台となるコンセプトや戦略から見直し、価値ある提案を届けるWEB制作&マーケティングパートナー」というコンセプトです。

この整理で
「伝える」だけでなく「伝わる仕組みを整える」という強みが
よりクリアになり、
「情報設計ならつたわる設計に」と紹介をいただける機会が増えました。

コンセプトが明確になると得られるもの

コンセプトがはっきりすると
単に見た目をきれいにするだけの発信から卒業できます。

  • 競合と差別化できる
  • 「この人にお願いしたい」と思われる
  • 広告やLPの反応が良くなる
  • 紹介が増える
  • 自分の仕事に誇りを持てる

そんな変化が生まれます。

逆にコンセプトが曖昧なままでは
「なんとなく良いけど決め手がない」
と埋もれてしまいがちです。

まとめ

コンセプトは
選ばれる理由を一貫性をもって届ける仕組み
です。

  • ターゲット・競合・自社の強み(マーケティング軸)
  • ミッション・ビジョン(ブランディング軸)

この両方を整理してまとめることで、サービスや会社の価値がブレずに伝わります。

「しっくりくるコンセプトを作りたいけど、一人では整理しきれない」
そう感じたら、ぜひご相談ください。
一緒に“選ばれる理由”を形にしていきましょう。

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