デザインにこだわったのに、
なぜ集客につながらない?
ホームページを作ったのに、問い合わせが増えない…
アクセスはあるけど、申し込みにつながらない…
こう感じている方は、結構多いのではないでしょうか?
実は、私も昔まったく同じことで悩んでいました。
企業に勤めていた頃、何度かホームページをリニューアルしました。
デザインにもこだわったし、文章もじっくり考えた。
でも、期待していたような成果は出ませんでした。
今なら、その理由がはっきりわかります。
それは「設計」がなかったから。
ホームページは、ただ言いたいことを並べるだけではダメなのです。
ホームページの“設計”とは何か?
「おしゃれな家と住みやすい家の違い」
家を建てるとき、デザインも大事だけど、それ以上に 「住みやすさ」 を考えますよね。
「外観はすごくおしゃれ。でも、玄関を入ったらいきなりキッチン。トイレは奥まった場所にあって行きづらい。動線が悪くて暮らしにくい。」
こんな家、ちょっと困りますよね。
これって、ホームページでも同じことが起こっているんです。
「デザインが良い」=「成果につながる」ではない。
大事なのは、「どんな順番で人が動くか?」を設計すること。
そこで必要になるのが、カスタマージャーニーです。
カスタマージャーニーとは?
「ユーザーの行動をデザインすること」
カスタマージャーニーとは、ユーザーがホームページに訪れてから、最終的に問い合わせや購入をするまでの流れを可視化したもの。
多くのホームページが失敗するのは、「ユーザーの行動を考えずに作ってしまう」からです。
例えば、初めて訪れたユーザーに「いますぐ問い合わせてください!」と言っても、なかなか行動には移してくれませんよね?
なぜなら、その前に「この会社は信頼できるのか?」「自分にとって必要なサービスなのか?」といった情報を知りたいから。
カスタマージャーニーでこうした「ユーザーがどの順番で情報を求めるか」を整理し、それに沿ったサイト構造を作るのがポイントです。
思ったような成果につながっていない
ホームページの特徴
せっかくホームページをつくったのに、問い合わせや購入につながらないホームページには、こんな共通点があります。
- 「よくあるホームページの構成」に沿って情報を並べているだけ
- ユーザーが求めている情報より「自社の言いたいこと」が優先されている
- 競合と比べた時に選ばれる理由がない(差別化が弱い)
- いきなり「問い合わせ」や「無料相談」に誘導
結果、ユーザーは「なんか分かりにくいな…」「問い合わせするほどでもない」と感じ、すぐにサイトを離れてしまいます。
成功するホームページの作り方
「動線を設計すれば、人は迷わず動く」
では、どうすれば成果につながるホームページを作れるのでしょうか?
- 「初めて来た人は、まず何を知りたいか?」を考える
- 「このページを見たら、次にどこに行きたくなるか?」を設計する
- 「問い合わせをする前に、どんな不安を解消したいか?」を想定する
- 「競合と比べてどこが違うのか?」を明確にする
つまり、「ユーザーが自然にゴールへ進める流れを作ること」これが大切なのです。
カスタマージャーニーを活かした情報設計の具体例
では、どうすれば成果につながるホームページを作れるのでしょうか?
「ホームページを作るべきか?」を考え始める→ ブログ記事やSNSでホームページの必要性を訴求
「どの制作会社がいいか?」を比較する→ サービスや特徴ページで、他社との違いを明確に訴求
「この会社に依頼しようか迷っている」→ 事例ページで、実績と成果を具体的に紹介
「問い合わせをしたい」→無料相談へ誘導。「課題整理やWebサイト制作の目的整理からお気軽にご相談ください」と伝え、問い合わせのハードルを下げる。
まとめ「デザインの前に設計が大事!ユーザーの行動をデザインしよう」
デザインはもちろん大事ですが、それ以上に「設計」が大事なのです。
- ユーザーの行動を考えて情報を配置する(カスタマージャーニー)
- 「おしゃれな家」ではなく「住みやすい家」を目指す(情報設計)
- 動線を設計することで、スムーズに成果につなげる
もし「ホームページを作ったのに成果が出ない」と感じているなら、一度「設計」を見直してみませんか?