つたえ方をどう設計するか?


なぜ「設計」が必要なのか?

無形サービスや会社そのものの価値は、
目に見えないからこそ伝えるのがとても難しい。

うまく伝わらないことに、
もどかしさを感じている方は多いと思います。

私自身も、
デザインやコピーにこだわってみたり
“売れる”とされるやり方を真似してみたこともありますが、
思うような成果は出ませんでした。

「どう伝えればいいのか?」
その問いを探り続けてきた中でたどり着いたのが「設計」という考え方です。

価値の土台を整理し、
「誰に、何を、どう伝えるか」を一貫して設計することで、
本当に届けたい価値が相手に伝わる。

それが結果として、
ビジネス課題を解決する近道になり、
何より、自分たちが誇りを持てる表現にも
つながると確信しています。


どうやって「つたえ方」を
設計するのか

つたわる設計では
以下の3つのステップで
伝わる仕組みを設計しています。

01

表に見えている「強み」だけでなく、それを支える価値観や、
さらに感性や美意識まで深く掘り下げます。

その人・会社らしさの“核”をつかむことが、
後のすべての表現の軸になります。

02

せっかく本質をつかんでも、
それをどのように
届けるかの「構造」がなければ伝わりません。

構造とは、単に情報を並べることではなく、
何を軸に伝えるのか(点=コンセプト)
どの順番でどう届けるのか(流れ=ユーザー体験)

を一貫してデザインすることです。

コンセプトは
マーケティング(顧客・市場のニーズ)と
ブランディング(自社の哲学・価値観)の
交わる部分に置きます。

マーケティングに偏ると
・ニーズに合わせすぎて埋もれやすくなる
・売り込み感が強くなり信頼を築きにくい

ブランディングに偏ると
・伝えたいことだけでは売上につながらない
・顧客の共感やニーズをつかめない

だからこそ
マーケティングとブランディングのバランスを
とった
交点にコンセプトを据えるのが、
つたわる設計の考え方です。

ユーザーが
認知 → 興味 → 共感 → 信頼 → 行動という
「流れ」をたどる中で、
どのタイミングでどの情報をどう届けるかを設計します。

03

本質や構造で描いた方向性を
実際にお客様に届く、
言葉やデザインとしての表現に落とし込みます。

単に見た目を整えるのではなく、
コンセプトやストーリーが、温度感や人柄まで
含めて
伝わることを大切にしています。

本質 → 構造 → 表現
この3つの矢印を一方向にそろえることで
「この会社にお願いしたい」と思ってもらえる
信頼感のある伝わり方を目指しています。

以上の3ステップを、
主観と客観のバランスを大切にしながら
設計しています。


経営者の想いや哲学(=主観)だけでは、
お客様には届きにくい。

けれど、
市場や顧客の視点(=客観)だけに合わせると
その会社のらしさや誇りが失われてしまう。


両方の視点を行き来しながら
「その会社にとっての最適なつたえ方」
を見つけることが、つたわる設計の役割です。


「つたわる設計」が力になれるのは、こんな方です

これまで大切に積み重ねてきた想いや実績を
きちんと伝えたいのに、
「どう表現すればいいか分からない」
と感じている方へ。

表面的なデザインではなく、
自分たちの本質を大切にした”つたえ方”を
探している方へ。

つたわる設計は、そんな方のお力になれます。

本当の価値が伝わる仕組みを、
一緒に考えていきませんか?